インフルエンザは何度もかかりたいような病気ではありませんね。ですが油断してると1年に2回かかってしまうことも平気であります!原因には様々なものがありますのでこちらで紹介していきます。

せきが出る男性と病原体

何故、インフルエンザに二回もかかる可能性があるの?

くしゃみをする女性

「今年はもうインフルエンザにかかったからもう安心だ」と喜んでいた人がしばらくして再びインフルエンザにかかってしまったというのは案外よくある光景です。
二度もかかるとなると流石に疲労の蓄積や生活習慣の乱れで免疫力が落ちている可能性を疑わなくてはならないのですが、しかしそうなると「そもそも抗体が出来ているはずなのになぜ二回もかかる可能性があるのだろう」という疑問も出てくるでしょう。
ではこの疑問の答えは何かというと、理由としてまず挙げられるのはインフルエンザにはA型・B型・C型の三つがあることです。
と言ってもC型についてはかなり珍しい上に風邪程度の症状しかなく、一度感染すると一生かからないため無視して良いでしょう。
問題なのはA型とB型で、この二つは同じインフルエンザのくくりであるものの抗体はそれぞれ別に作られていなくてはなりません。
そのためA型に感染して完治したあとでB型に感染するということはあり得ます。
またもう一つの理由として、A型は極めて変異しやすい性質を持っていることも挙げられます。
そもそもA型インフルエンザウイルスにはHAとNAという二つのタンパク質があるのですが、現在だとHAには16パターン、NAには9パターンの種類が見つかっています。
例えばHAとNAがどちらもパターン1なのであればH1N1、HAがパターン16でNAがパターン9ならばH16N9となるのですが、このパターンがどちらか一方でも変わってしまうと抗体が抵抗することができなくなってしまうのです。
従って流行時期の間にウイルスの変異が発生した場合、「H1N1にはかからなかったがH2N2に感染してしまった」ということがあり得るわけです。
ですから一度インフルエンザにかかったからと言って安心はせず、人ごみに入る時は常にマスクをして帰った時には手洗いうがい、そしてしっかり栄養を取って休むという予防を忘れないようにしてください。